東京大学日本語教育センター|Center for Japanese Language Education,the University of Tokyo

留学生のスピーチ

「日本語の教室から」へ戻る

センターの約3か月間の集中日本語コースを修了した留学生が修了式で行ったスピーチから、一部を紹介します。教室の雰囲気や学習の様子、初級から中級までの各クラスの日本語の到達度などがおわかりいただけると思います(原文は日本語です)。特に、クラス1の学生のものは、日本語を全く未習で日本に来た留学生の約3か月後の到達点としてごらんください。

修了式・パーティーでのスピーチ 

 

 

                    

                                      

                               

2019年 4月コース

     
クラス1 パイン

(ミャンマー, 農学生命科学研究科)

クラス2

ベヤ

(フィリピン, 情報学環・学際情報学府
クラス3 ジェイク

(イギリス, 情報理工学系研究科)

 

クラス1 パイン (ミャンマー,農学生命科学研究科)

 

こんにちは、クラス1のパインです。今日は、クラスの代表としてスピーチできてうれしいです。集中コースは四月にはじまりました。私たちの日本での生活も四月にはじまりました。はじめは、日本語がわからないので、なんでもたいへんでした。それに、ともだちもいなかったので、集中コースは、私たちにとって、べんきょうするだけじゃなくて、友達を作って私たちの生活もよくしてくれるところになりました。
毎日、昼ごはんを一緒に食べて、日本語でいろいろなことを話して、日本語をれんしゅうしました。例えば、クラス1ではけっこんしている人がおおいので、いろいろな国のいろいろな結婚式のスタイルやドレスの話をしました。それを聞いて私もけっこんしたくなりました。また、クラスには 毎日おべんとうをつくってくる人がいたんですけど、ある日たくさん作ってきてくれたので、クラスのみんなで食べました。それがたのしかったので、今度はほかの学生が国のおかしをもってきてくれて、みんなでたべました。こうやってクラスのみんなはいいともだちになりました。忘れられないと思います。
もちろん日本語もじょうずになりました。クラスでは、みんなきょうりょくして、いっしょうけんめいべんきょうをしていたので、私も、もっとべんきょうしたくなりました。そんな環境を作ってくれたクラスメートのみなさんに、「ありがとうございます」といいたいです。クラスがおわっても、いいともだちでいてください。
そして、さいごに、先生方も、むずかしい日本語をやさしくおしえてくださってありがとうございました。毎日のいろいろなアクティビティはおもしろくてたのしかったです。その中でも Conversation Challenge(CC)は、いちばんむずかしいですけど、みんながすきなじかんでした。CCでビデオをとっただけじゃなくて、そのビデオを教室でみるときにそれを自分のスマホでとって、クラスのあとに、もういちどみんなで見てわらいました。このコースじゃなかったら、こんなにたのしくなかったんじゃないかとおもいます。
日本語も日本の文化もおしえてくださってありがとうございました。集中コースでべんきょうできて、ほんとによかったです。ありがとうございました。

 

 

 

クラス2 ベヤ (フィリピン,情報学環・学際情報学府)

 

みなさん、こんにちは。クラス2のベヤです。クラス2の代表としてスピーチをさせていただくことになり、ありがとうございます。
今年の4月にフィリピンから日本に来て、すぐこの日本語センターで勉強をはじめました。クラス2の学生は、みんな、国で少しだけ日本語を勉強してきましたが、4月にはまだあまり日本語でよく話せなくて、読めなくて、書けなかったです。でもみな日本にinterestがある学生たちです。日本のアニメを見たことがあったり、日本の音楽を聞いたことがあったりしました。私の場合は、ただの嵐ファンでした。
はじめは少ししかできなかった日本語をみんな頑張って勉強しました。いろいろな国から来みんながだんだん、いい友達になりました。毎日みなでいっしょにひるごはんを食べて、食堂でもLINEでも日本語で話して楽しかったです。もし、だれかがじゅぎょうが分からなかったら、みなで手伝いました。
このコースは文法や会話や漢字やいろいろな勉強をしました。こういう勉強はもちろん大事だと思いますが、knowledgeよりも日本語を勉強して日本のcultureが分かるようになったり、生活がかんたんになったり、日本でできることも多くなったりしたので、それがうれしかったです。
実は、最初はadviserの先生に「このコースをとってください」と言われて、とりました。でも、だんだんこのコースの勉強が楽しくなりました。みな頑張って、今上手になりました。私も、嵐の音楽とかばんぐみも分かるようになりました。
今日はさいごの日になってしまいました。
クラス2のみんなに言いたいです。毎日笑わせてくれてありがとうございました。クラスが終わっても、なかよくしましょう。
先生がたに、色々なことを教えてくださって、ありがとうございました。クラスの質問がときどき多くても、いつも答えてくださいました。毎日楽しい授業をありがとうございました。
嵐がだいたい分かるようになっても、もっと上手になるように、私はこのセンターで日本語の勉強をつづけたいです。クラスメートのみんなも、これからもがんばって、日本語の勉強をつづけませんか。
さいごに、先生がたとクラスメートにもう一回「ありがとうございます」と言って、私のスピーチをおわります。

 

 

 

クラス3 ジェイク (イギリス,情報理工学系研究科)

 

私はクラス3のジェイクです。クラス3の学生の中から選ばれたので、代表としてがんばります。実は、このコースの最初の授業で、まず気づいたことは、クラスメートでした。クラス3の学生の中に、男は私しかいなかったのです。そして、もちろん、「ラッキーだね!」と思いました。それでも、その時はまだ、ほんとうのラッキーはわかっていませんでした。
最初は、日本語センターの授業がちょっと難しかったです。私たちは、時々、先生の指示さえわからなくて、本当は、「ちょっとすみません」と言って、止めたかったんですけど、他の人にバカにされるかもしれないので、それも言いたくなかったです。私たちはもう大人なのに、まるで高校に戻ったように感じました。最初のカンバセーション・チャレンジで、ドアをちゃんと開けられなかった人もいました。
でも、時がたつにつれて、気が楽になって、毎週、週末に何をしたかとか、最近のニュースとか、日本の文化について、先生と話すのが楽しみになってきました。日本に来る前は、それぞれの勉強の仕方やレベルは違いましたが、先生たちが、なんとか、毎日みんなに教えてくれました。クラスの半分が不思議な病気で休んでいた時でも、先生たちは忍耐強かったです。
クラス3のみんなは、一生懸命勉強していましたが、実は「本当に進歩しているかな?」と思わずにいらなかったのです。でも、そんな時、チャレンジの記録が役立つ日が来たのです。コースの後半で、最初のビデオを見たら、それが私たちだったとは信じられませんでしたが、本当でした。進歩を理解できるようになったのは、その時でした。
残念ですが、あっという間に、コースは終わってしまいました。今、ほんとうのラッキーがわかるようになったと思います。それは、日本語センターの先生たちとスタッフに大切にしてもらえた事です。日本語センターで勉強を続ける人もそうでない人も、クラス3のみんながここでの思い出を大切にしていくでしょう。
では、さいごに、クラス3のみんなから、あらためてお礼を言います。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

このページのトップへ